紀州犬とは
狩猟
紀州犬は、紀伊山地に広がる広葉樹林でのイノシシ狩猟のエキスパートとして、何世紀もの間活躍してきた犬であり、祖先は紀元前からいた土着の中型犬とされる。伝統的なイノシシ狩猟では、狩猟銃を持った7、8人のハンターと、各ハンターにつき3、4頭の狩猟犬が一つの山の麓からばらばらに森へ入り、音を頼りに追い立てる方法をとる。通常は、100kg以上の体重と鋭い牙を持つイノシシに中型犬が飛びかかっても簡単に跳ね飛ばされて重傷を負ってしまうため、犬の重要な役目はイノシシに攻撃を加えることよりも、むしろイノシシを一箇所に留めておくことである。犬はハンターが来るまで体勢を低くして遠巻きにイノシシを挑発、イノシシが疲弊したところを狙って、ハンターがとどめをさす。ただし、ハンターが来られそうにない場合など、まれに犬のみで狩りを成功させることもある。なお、俗説では紀州犬がイノシシを狩る場合、雄がイノシシの前方から、雌が後方から挟み撃ちにして追い詰めると言われる。
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人間の古い友達、犬。その中でも、紀州犬はの子犬と戯れる姿。温厚な性質のため、他犬種との多頭飼いでも比較的良好な関係を築くことが可能である。 本来の作出目的は、紀伊山地周辺の山村におけるイノシシの狩猟およびそれに伴う諸作業であり、一時はシカ狩りにも用いられた。優れた犬は1頭でもイノシシを倒すと言われるほどの勇猛さで知られるが、本来の気性は穏やかで忍耐強く、忠誠心にあふれた犬種であるため、優秀な家庭犬...。
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